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魔法科高校の劣等生

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魔法師

正式名称は「魔法技能師」。技術体系化された技能「魔法」を有した者。魔法の適性をもつ者は稀であり、その能力は遺伝的素質に大きく左右される。日本では他の多くの国と同様に、国際基準のライセンスが導入して魔法師を管理。強力な魔法師育成に力を注いでいる。

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CAD(シー・エー・ディー)

魔法を発動するための起動式が記録された、魔法発動を簡略化・高速化するデバイス。呪文や呪符などの伝統的な手法・道具に代わる現代魔法師に必須のツールである。正式名称は「術式補助演算機(Casting Assistant Device)」。一般には「CAD」、「デバイス」と呼ばれることが多い。形状はさまざまで、大きく分けて特化型と汎用型のタイプがある。

CAD
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魔法科高校

魔法師養成を目的とした国立魔法大学付属高校の通称。関東の第一高校から熊本の第九高校まで、全国各地に九校設置されている。その名が示すとおり、国立魔法大学の付属教育機関であり、国から予算を与えられる代わりに一定の成果(魔法科大学、魔法技能専門高等訓練機関に卒業生を供給すること)が義務付けられている。

1.第一高校…東京都八王子市(関東)
2.第二高校…兵庫県西宮市(近畿)
3.第三高校…石川県金沢市(北陸)
4.第四高校…静岡県浜松市(東海)
5.第五高校…宮城県仙台市(東北)
6.第六高校…島根県出雲市(山陰)
7.第七高校…高知県高知市(四国)
8.第八高校…北海道小樽市(北海道)
9.第九高校…熊本県熊本市(九州)

魔法科高校
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国立魔法大学付属第一高校

国立魔法大学付属第一高校

東京の八王子にある魔法科高校で、通称「一高」。毎年、最も多くの卒業生を魔法科大学に送り込むエリート校で、一科・二科制度を採用している。定員は一学年二百名で一クラス二十五人。A~D組が一科で、E~H組が二科となる。

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ブルームウィード

一高における一科生と二科生を示す隠語。一科生の制服にのみ八枚花弁のエンブレムがあり、この意匠から「花冠」を意味する「ブルーム(bloom)」が、一科生を指す呼称となった。二科生を指す「ウィード(weed)」は「雑草」という意味の蔑称で公式には禁じられた言葉だが、使用する生徒は決して少なくない。

ブルームウィード ブルームウィード
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プシオン

「霊子(りょうし)」とも呼ばれる非物理的存在。存在は確認されているものの、その正体や機能については謎が多い。まだ仮説段階ではあるが、意思や思考を産み出す情動を"形作っている"粒子ではないかとみられている。

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サイオン

「想子(そうし)」とも呼ばれる非物理的存在。プシオンと同様に正体は解明されていないが、"意思や思考を形にする"粒子だとする仮説が主流だ。通常、魔法に用いられるのはサイオンのほうで、現代魔法ではこの制御が重視されている。

サイオン
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起動式

魔法の設計図。現代の魔法師はこの起動式をCADに圧縮保存している。魔法を発動する時はCADにサイオンを流し込んで起動式を受け取り、これを元に魔法式を構築する。そのデータ量は膨大で、通常は魔法師自身もその無意識領域内で半自動的に処理することができるのみ。

起動式
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魔法式

魔法師が保有するサイオンで構築された情報体。魔法式がエイドスに干渉し、書き換えることで、一時的に現実世界の事象が改変される。しかし、世界には時間的連続性を保とうとする修復力があるため、魔法式が永続的に作用することはない

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エイドス(個別情報体)

元々はギリシア哲学用語だが、現代魔法学においては全ての事象に付属する情報体を指す。ちなみに、魔法式がエイドスを書き換える力を「干渉力」と呼び、現代魔法において魔法力を評価される一項目となっている。

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イデア(情報体次元)

元々はギリシア哲学用語。現代魔法学においては、エイドスが記録されるプラットフォームを指す。いわゆる、我々が存在する物理次元と並行の次元であり、全てのエイドスはこの次元に記録されている。

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十師族

十師族

日本最強の魔法師集団。苗字に一から十の数字がつく二十八の家系から、四年に一度の「十師族選定会議」で選ばれた十の家系が十師族を名のることができる。彼らは決して政治の表舞台には立たないが、魔法師のリーダーとして私的戦力を維持するため、かなりの資産を有している。現在の十師族は一条家、二木家、三矢家、四葉家、五輪家、六塚家、七草家、八代家、九島家、十文字家。中でも多数の優秀な魔法師を輩出する七草家と、世界最強の魔法師と目される当主を抱く四葉家は、十師族の双璧と見なされている。なお、偶然にも一から十までの数字が揃っているが、これは十師族という序列が生まれてから初めてのことである。

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数字付き(ナンバーズ)

数字付き(ナンバーズ)

優れた遺伝的素質をもつ魔法師の家系の隠語。苗字に数字が入る家系を指し、「十師族」を名のる資格のある二十八の家系や、苗字に十一以上の数字が入る家系「百家」が含まれる。数字の大小は決して力の強弱を表わすものではないが、血筋が大きく物をいう魔法師の力量を推測する一つの目安となっている。ちなみに、一高では十師族の七草真由美や十文字克人が有名だが、他にも五十里家、千代田家、千葉家など百家の流れをくむ一高生たちが在籍している。

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聖遺物(レリック)

魔法的な性質を持つオーパーツを指す。本来の「出土した時代の技術水準を超えている加工が施されている物」とは意味とは異なり、現代科学技術でも再現が困難な魔法的性質を持つ品という意味で、「アンティナイト」のような自然に組成されるとは考え難い物質もレリックと呼ばれている。当然複製も困難で、成功例はない。

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論文コンペ

正式名称は「全国高校生魔法学論文コンペティション」。年に一度、魔法協会主催で行われる。開催日は毎年十月の最終日曜日。開催地は京都と横浜で交互に開かれる。その名のとおり対象は全国の高校生ではあるが、正規の魔法理論を教える学校は魔法科高校しかないことから、実質的には九校戦と同じく魔法科高校全九校の対抗戦といえる。各校は学内で出場者を募り、最も優れた一グループを学校の代表とする。グループは論文のメイン執筆者である一名とサブの二名の合計三名で構成。他にもデモ機の制作や警備など学校が一丸となって支援する。学生とはいえその内容は高度なもので、魔法大学関係者や民間研究機関の研究者も注目している

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大亜細亜連合

通称「大亜連合」。21世紀初頭の中国、ビルマ北部、ベトナム北部、ラオス北部、朝鮮半島で形成された広大な国家。21世紀半ばまでは、中国の南半分を占めた大漢と敵対関係にあったが、2064年に大漢が突如内部崩壊をしたのを機に併合。現在の広大な領土を有するに至っている。隣国の日本には、2092年の沖縄侵攻といった武力行使の他に工作部隊を送り込むなどしていて、講和条約どころか休戦協定も結ばれておらず、緊迫した関係が続いている。

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独立魔装大隊

国防陸軍第一〇一旅団の大隊。隊長は風間玄信。実験的な一○一旅団の中でも、新開発された装備のテスト運用を担っているため、その存在は機密中の機密である。部隊は大隊ではあるが、実際の人数は二個中隊程度。隊員は特定の分野に突出していてクセが強い者が多い。また、他の部隊より古式魔法の使い手の割合が大きいのも特徴といえるだろう。達也は大黒竜也という名前で「特尉」として所属している。